キャンプツーリングの魅力
- 風を全身に感じて移動するバイクだからこそ味わうことができる風景があり、同じくキャンプだからこそ味わうことができる風景があります。
- この両者を同時に体験でき、非日常の旅を満喫できるのがキャンプツーリングの魅力!
- また、キャンプすることでホテルなどに宿泊するよりも費用が抑えられたり、キャンプ場を中継地点にすることで日帰りツーリングでは行けなかった場所に行けるなど、その他魅力が盛りだくさん!
- 早速キャンプ道具を揃えて、非日常の旅へ行きましょう!
これからキャンプツーリングを始める方へ
- 個人的には習うより慣れろ!
- 近場のキャンプ場にとりあえず向かって1泊するのが何より良い経験になります!
最初に揃える(準備する)アイテム
最初はキャンプツーリングの必需品を揃えましょう!
必需品さえあればすぐにキャンプツーリングを始めることができます。
ここでは、そこそこキャンプツーリングして色々失敗してきた筆者が考える「これさえあれば大丈夫!」なアイテムを紹介します!
これからキャンプツーリングを始める方はぜひ参考にしてください!
キャンプギア
テント
- 旅には「雨風しのぐ宿が無いと始まらない!」ということで、バイク旅の必須アイテム!
- バイクに積むことを考えると「収納サイズが小さい」ことはさることながら「設営のしやすさ」「収納した際の重量」「耐水圧」も重要なポイント。
- 積載性に余裕があるなら、ソロキャンプなら「1人~2人用」ではなく「2人~3人用」のワンサイズ大きいテントを買うのがオススメ!急な雨に降られてテント内に荷物を収納してもスペースに余裕があると快適に眠れます!
- あとは、今後何回もバイク旅することを考慮すると、雨に降られても濡れることなく調理ができ、かつ荷物のコンパクト化もできる「前室があるテント」の検討も重要です。
【参考:筆者のテント】
Coleman(コールマン) ツーリングドームLX



グランドシート
- 何かと忘れられがちですが、テント設営には欠かせない大切なアイテム!
- 地面からテント内に上がってくる冷気を軽減し、テント底面が濡れたり汚れるのを防いでくれます。
- また、グランドシート上でテントの設営・撤収を行うことで、地面の汚れを気にせず素早く行えます!
【参考:筆者のグランドシート】
LOGOS(ロゴス) グランドシート


シュラフ(寝袋)
- 「最高の旅は良質の睡眠から!」ということで、こちらもキャンプツーリング必需品!
- 旅路が長くなるほど、いかに睡眠の質が重要であるかを思い知らされます...(筆者体験談)
- 寝袋には快適温度域があり、季節に応じて使い分けるのが理想ですが、最初はキャンプツーリングを始める季節の気温に対応したシュラフが1つあれば大丈夫です。
【参考:筆者のシュラフ】
mont-bell(モンベル)バロウバッグ#3


キャンプマット(コット)
- シュラフ同様、こちらも快適な睡眠には欠かせないアイテム!
- ベットで言うマットレスの役割を担い、地面の凹凸を吸収、地面からの冷気を軽減し、身体が痛くなるのを防いでくれます。 ※シュラフだけで寝ると翌朝身体がバキバキになります...
- 空気を入れるタイプや敷くだけのタイプ様々ありますが、コンパクトかつ軽量で積載性がよいものを選ぶことが重要です!
【参考:筆者のキャンプマット】
AIMEN エアーマット


LEDライト
- 足場を照らす明かりが無いまま夜のキャンプ場内を歩くのはとても危険です。 ※スマホのライトにも限界がありますし、周囲の人のテントのロープに足を引っかけて転んだりします...
- LEDライトはワンタッチですぐに光源が確保でき、火の元を心配する必要が無いので、操作性・安全性が高い優れもの!
- 長い時間光源も確保できるため、夜でも安心して過ごすことができます。
【参考:筆者のLEDライト】
Gamtaai LEDランタン



衣類など
最低限の着替え
- 1泊なら着替えなくても我慢できますが、急に雨に降られる可能性も考慮して、肌着は準備しておくとよいです。
- ただ、着替え(タオル類含む)は兎にも角にもかさ張り積載性が悪いため、持参しないか速乾性が高い生地のものを身に着け、着替えを最小限にするのが重要!
食料
- キャンプツーリングの醍醐味の一つ「キャンプ飯」
- ただ、キャンプ飯を作るにはクッカーやバーナーなど、それなりのキャンプギアが必要です。
- 最初は手軽に食べられるサンドイッチやおにぎり、カップ麺(お湯はキャンプ場に依存しますが...)からはじめ、慣れてきたら焼肉や鍋など食べたい料理を作るとよいです。
バイクに装着するバッグ類
シートバック
- これまで必需品として説明した「キャンプギア」「衣類など」をバイクに積載するために必要な装備。
- 筆者の経験からすると、1泊2日のキャンプツーリングなら、収納容量が約60Lあるシートバッグが必要です。 ※キャンプギアの大きさにも左右されるのであくまで目安です
- 急な雨に降られても荷物が濡れないよう防水機能があるものがオススメ!
- ただ、バイク旅を重ねると、一周回ってホムセン箱に落ち着きます...(この説明記事はいずれ公開します!)
【参考:筆者のシートバッグ】
TANAX(タナックス)キャンピングシートバッグ2

サイドバッグ
- シートバックと組み合わせて使用すると、旅がグンと快適になるアイテム!
- 1泊2日以上のバイク旅となると荷物も多くなるため、導入の検討が必要です。
- シートバック同様、急な雨に降られても荷物が濡れないよう防水機能があるものがオススメ!
- ただ、バイクのテールカウルを養生しないと高確率でカウルが傷つくので、筆者はあまりオススメしません...
【筆者のサイドバック】
DEGNER(デグナー) スポーツダブルバッグ

※筆者はこの装備で6泊7日の北海道ツーリングを走り切りました
パニアケース
- ツアラー(kawasakiのninja1000sx、ninjaH2sx、suzukiのGSX-S1000GTなど)には純正オプションとして準備されているほど需要があるアイテム
- トップケース(リアボックス)とサイドケース(サイドボックス)があり、純正オプションで準備されていないバイクに装着するには、それぞれのケースに対応したステー(ホルダー)が必要です
- 価格はシートバックよりも高いですが、防水性、耐久性ともにピカイチで、ぜひ導入を検討したい優れもの!
【筆者のパニアケース】
GIVI(ジビ)リアボックス47L
あると便利なアイテム
ここからは、必需品とまではいかないまでも、揃えるとより快適なキャンプツーリングができるアイテムを紹介します!
キャンプツーリングの行程に応じて、最初から揃えるもよし!数回キャンプツーリングして必要と思ってから揃えるもよし!あとはあなたの感覚におまかせ!(ビビッと来たアイテムは、買った後も何かと重宝します ※筆者体験談)
キャンプギア
チェア
- チェアにゆったり座り、綺麗な景色を眺めながら晩酌すると、旅路の疲れが吹き飛びます!
- 積載性と同様に機能性も大事で、両サイドに小物が入れられるポケットがあるチェアがオススメ!
【筆者のチェア】
MOON LENCE アウトドアチェア(レッド)


バーナー
- お湯を沸かしてインスタント食品などを食べるときに必要になります
- お湯があると食べられるキャンプ飯の幅が広がり、キャンプツーリングの充実につながります!
- とにかく選べるアイテムが多いですが、”組み立てやすさ”や”使用時の安定性”に注目して、自分が気に入ったものを選ぶとよいです!
【筆者のバーナー】
SOTO(ソト) シングルバーナー(モノトーン)


テーブル
- 肴を置いたりキャンプ飯を置いたり、晩酌を楽しむためにぜひ導入したいアイテム!
- 積載性はさることながら、組み立てやすさ、天板の材質に注目して選ぶとよいです。
- 天板がアルミだと、熱い料理なども気にせず直で置けるのでオススメ!
【筆者のテーブル】
Linkax ロールテーブル


※筆者のテーブルは現在取り扱いされていないため上記テーブルは参考です
クッカー
- 水を入れてお湯を沸かしたり、カレーや汁物、パスタをキャンプ飯にするときに必要なアイテム。
- 色々なメーカーから発売されていますが、取っ手に樹脂製カバーがあるアイテムはクッカーを熱しても取っ手が持ちやすいです!
【筆者のクッカー】
snow peak(スノーピーク) トレック900


焚き火台&焚き火シート
- キャンプと言えば”焚き火”、焚き火と言えば焚き火台”!
- 焚き火のゆらめく炎を眺めながらの晩酌は至福のひととき...
- 積載容量を圧迫しないコンパクトタイプがオススメ!
【筆者のたき火台】
Coleman(コールマン) ファイヤーディスクソロ
【筆者のたき火シート】
Coleman(コールマン) 焚き火シート

タープ
- 日よけ、風よけ、雨よけに便利なアイテム。
- テントと組み合わせることで前室を広く取れたりバイクを雨から守れたりと、キャンプの仕方に幅が広がります!
- ただし、キャンプ場によってはタープの設営が追加料金の対象の場合も...
- 風が強い日は設営が大変なうえ、飛ばされる危険性も...気候の変化に注意しましょう!
【筆者のタープ】
DOD(ディーオーディー)ライダーズコンフォートタープ

さいごに
この記事を読んで「キャンプツーリングを始めたいけど、何から揃えればいいか分からない...」と思っていた方も「とりあえず最低限ギアを揃えて1泊してみるか!」と前向きになっていただけたら嬉しいです!
誰しも最初は初心者なので、それはもう色々失敗します。(ギアを忘れたり、ツーリングに熱中しすぎてキャンプ場のチェックインに間に合わなかったり、自分が思うようなキャンプツーリングにできなかったり...)
失敗をいい経験として捉えて、次回以降のキャンプツーリングをよりよい旅にできるよう、お互い精進していきましょう!
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