バイクのバッテリーについて
- バッテリーはエンジンの始動(スパークプラグに火花を飛ばす)やヘッドライドその他電装品を作動させるために必要不可欠!
- 大半のバイクに搭載されているバッテリーはエンジンの回転とともに充電されるため、シーズン中はバッテリー上がりを気にすることはあまりないかもしれません。
- ただし、長期間エンジンを始動しないオフシーズンは、バッテリーの放電によるバッテリー上りに注意が必要です!
バイクのバッテリーの充電
- 基本的にバッテリー容量の1/10以下の電流で実施!
- 充電器に「”自動車・バイク両対応”と記載されているから大丈夫!」と安心せず、充電器の充電電流を確認しましょう!
充電方法
筆者の愛車zx-14rに積載しているバッテリーをデイトナ製「ディスプレイバッテリーチャージャー」を使用した場合の充電方法を解説!
バッテリーの充電は充電器の取扱説明書をよく読み自己責任で行ってください!
【参考:Daytona(デイトナ)ディスプレイバッテリーチャージャー】
リンク
【参考:GSユアサバッテリー YTX14-BS】
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充電開始
1.バッテリーに記載された充電電流(①)とチャージャーの充電電流(②)を確認
①:1.4(A) ②:最大1.25(A)
① > ② → O.K.

2.充電器をコンセントに差し込む
充電器の電源を入れた状態でプラスクリップとマイナスクリップを接触させるのは絶対ダメ!
故障の原因になります!

3.プラス→マイナスの順番でクリップを繋ぐ
充電器のクリップを逆に接続するのは絶対ダメ!
故障の原因になります!

4.自動で充電が開始
※充電が完了すると自動で止まります
時々バッテリーが異常発熱していなか確認し、異常を感じたら充電をすぐに中止しましょう!
充電終了
1.充電後のバッテリー状態を確認
電圧が13V近くあればまだ十分使用できますが、12V以下になるとバッテリー自体が弱ってきている可能性が高いです。
| 電圧(V) | 充電状態 |
| 13.0 | 100% |
| 12.4 | 60% |
| 11.8 | 20% |
| 10.5 | 0% |

2.充電器をコンセントから抜く
3.マイナス→プラスの順番でクリップを外す
充電方法まとめ
まとめると、バイクのバッテリーを充電する際のクリップ(端子)着脱順は以下のとおり!
- 充電開始(クリップ(端子)付ける):プラス→マイナス
- 充電終了(クリップ(端子)外す):マイナス→プラス
バッテリーを何か(バイク本体、バッテリーチャージャー)から外すときは、必ずマイナスから外す!
バッテリーに何か(バイク本体、バッテリーチャージャー)を付けるときは、その逆!(プラスから!)
と覚えましょう!!
長持ちの秘訣
常に満充電状態に保つ
- バイクにたまにしか乗らなかったり、近場しか乗らなかったり(いわゆる”チョイ乗り”)すると、充電不足状態が慢性的に続き、バッテリーの寿命が短くなります!
- 長期間乗らないオフシーズンはバイクからバッテリーを外し、定期的に充電して保管しましょう!
深いサイクルの充放電は×
- イグニッションキーを長時間ONのまま(エンジンを止めた状態で灯火類を点灯し続ける)はやめましょう!
充電装置が正常である事
- バイク側の充電装置(オルタネーター、レギュレーター)が正常に動作しないと、あっという間にバッテリーが寿命を迎える場合があります。
- バイクの定期点検も忘れずに実施しましょう!

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